まぁね、こんな世界にいても俺は別に貴重な人間でもないし、まぁ、言ってみれば超下級国民なんで、日本国に生まれたメリットっつったって、上級国民のように逮捕されない特権なんてありませんからねぇ。
まぁ、今から2時間前くらいにトリプタノール(アミトリプチリン塩酸塩)を飲みましたけど、気分はどんより、雲が垂れ込めた寒い部屋なにもないかろうじて足場だけがあって、ただそこに突っ立ってて…そんな感じ。
ひどく激しい不安・焦燥感についてはこれくらいに強烈な、みんな『ダウナー感』というけど、これぐらい強力じゃないと不安・焦燥は消えないんだよ。ひたすらだるく、ずっと寝て、休んでいるそんなクスリ。やっぱり今の俺にはもっと別なアプローチのクスリ(元気が出るもの・合法)なり、治療が必要なのかも知れない。
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そう。貼ってあるPVの動画は数日…んいや、一週間十日ずっとひよりが夢中になっている『第5期WANDS』のもの。最初のリードボーカル、『上杉昇』さんとこれからなにかと比べられたり、悪口言われたり、プレッシャーかけられたりして折れそうになるかも知れない大海へ漕ぎ出す第5期WANDSリードヴォーカル『上原大史』くん。でも大丈夫そう。『上杉昇』は二人(三人?)も要らないから、あくまで『上原大史』色のWANDSを作っていってください。大史くん、頑張れ。なんなら『第5期』を取っちゃって、これがオリジナルの『WANDS』だ、『WANDS』のリードヴォーカルといえば『上原大史』だ!くらいになったら嬉しいかも。
これ以下は、Twitterとかでは書けない内容なのかも知れないけど、前任の『和久二郎』さんと『杉本一生』さんのこと。彼らも色々思いがあるでしょう。WANDSが自分らの代で解体しちゃったこと、そして、業界での、なんていうか、淡白な扱い。彼らの話題がなんかタブーとされちゃってて、なんかね…。彼らが悪いんじゃないんだけどね。なんかもうちょっと別な売り方をしてあげたら良かったのに、と、ひよりが受け取った、長く発行が滞った末に届いたファンクラブからのお知らせのリーフレット…『上杉昇』『柴崎浩』の脱退と『和久二郎』『杉本一生』の加入での新生WANDS誕生のお知らせ…。モノクロの点描画みたいに粒子の荒い、はっきり顔がわからない新加入の二人の写真を見てるひよりのなんとも言えない表情が記憶に残っている。派手に悲しんだわけでもなかったが、以降、ファンクラブからの郵送物には興味がなくなり、退会したんだろうな。俺にはなんとも言えないんだけれど…。その後上杉さんと柴崎さんは『al.ni.co』を作って音楽活動を再開したが、ひよりは『al.ni.co』がゴリゴリのロック→グランジ→オルタナティブ感を帯びている音楽性について行けず、心が離れてしまったようだ。以降、んー上杉さんのことはもう追っていない、といった旨のことを言っていた。
次にひよりがファンになったアーティストは『平井堅』さん。長くファンを続けている。ファンクラブに入っているのかどうかはわからないが、CDは必ず買っている。ひよりが「堅ちゃんがね、堅ちゃんがね」と、初期のWANDSの時に上杉さんの話をする時、平井堅ちゃんの話をする時、同じ表情をする。照れくさそうに微笑みながら一生懸命、俺に話すのだ。
『al.ni.co』を解散後、上杉さんは『猫騙』というバンドを結成、柴崎さんは、西川貴教さんのサポートをやったり西川さんのバンド、『Abingdon Boys School』に加入、在籍中。その頃、元ALFEE→の専属ドラマーだった長谷川浩二さん(Cube-ray)と一緒に演るようになって、今でも色々なライブ・音楽イベントで活動中。
なんか疲れた。