なんか世の中には、いろんな人がいるなと思った。関わりたくない人がいっぱいだ。ヤンキーが大人になって「なんだぇゴルァ」なんて言ってるのを見ると、うんざりするね。なんでそういうことばかりするんだろうね。わけわかんねぇ。あー関わりたくないね。別な世界の人だ。
俺は中学校時代、県内でも有名な荒廃した校内環境の中にいた。カツアゲ、シンナー、喫煙、ロッカーをノコギリで切り刻む、二階の廊下にバイクが走る…そんな環境にいた。もう学校行きたくなかった。自分がなにかされたわけではないけれど、「なんだぇゴルァ」の怒鳴り声があちこちで聞こえる。それは男子だけではない、女子は黒板にマーガリンやケチャップ、ソースを塗る、コロッケと千切りキャベツををシチューの入ったバケツみたいなのにぶち込んで食えなくする、酷さは男子に勝るとも劣らない、「何なのあんたらは?」って言いたかった。とにかく学校がキライで、毎朝、「あいつら今日は何をやらかす気なんだろう、行くのやだな、不愉快だ…。」と、登校にちょっと余計なパワーが必要な状態だった。学校には部活に行くために通っていたようなものだ。「部活に行けばドラムが叩ける」から学校に行っていたのだ。
ヤンキーは特に自分のクラスに多くて悪質だった。んーもぅ嫌で嫌でしょうがなかった。いやぁ、そういう輩と対峙した担任の先生(部活の顧問でもあった)は、きっと無敵だと思うよ、ホント。その先生とは今でも時折手紙でやり取りしているが、どうやら昔みたいな悪質で手を付けられない生徒はいないみたいだね。頭が良くなったのかな?
4時過ぎた。あぁ、また一日が始まる…。(4:15)